2022年05月27日(金)
【満席/受付終了】寺子屋スータ [第4期]
【満席になりました】キャンセル待ちも含め、全ての受付を終了しました。多数のご応募、ありがとうございました。
いま芸術や建築など、さまざまな分野で世界的に注目を集めるイギリスの人類学者、ティム・インゴルド。彼の著作は、日本でも続々と邦訳が出版されています。今回の寺子屋スータは、そのインゴルドの代表作、Being Alive(『生きていること』)に挑戦します。インゴルドは、人類学とは人が生きることの条件と可能性を探っていく学問だ、と言います。人間が生を紡ぐこと、世界が開かれていくこと、それを「線を引くこと」としてとらえるインゴルドの世界にどっぷりと浸ってみましょう。
<講師・松村圭一郎さんより>
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「スータ suuta」とは、オロモ語* で「ゆっくり」を意味することばです。文化人類学者・松村圭一郎さんナビゲートの下、一冊の本を読み、語らいながら、講師と受講生がともに考え、学び、感じる時間「寺子屋スータ」。第4期は、松村さんの講義と、受講生のみの読書会形式との組み合わせでお届けする約120分×全10回のコースです。全講義終了時には課題レポート提出があります。
このイベントは、Zoomを使用して開催します。ご参加にはインターネット環境が必要です。Zoomのアプリをお持ちでない方は、こちらよりダウンロードできます。(注:ダウンロードについては、参加者各自で行ってください)
*注 オロモ語:エチオピア最大の民族オロモ人の言語
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[講座概要]
定 員:15名
期 間:2022年5月~12月(全10回)
時 間:19:00~21:00
受講料:28,000円(文集制作費込)+ テキスト代 4,950円
注:
・「学割優待枠」を設けています。対象は20代までの現役学生の方。詳細はスロウな本屋までお問い合わせください。
・応募者多数の場合、抽選とさせていただく可能性があります。
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[スケジュール] ☆印:松村さん講義日
5/27(金) 序文+プロローグ/第1章 ☆
6/10(金) 第一部 地面を切り拓く
7/8 (金) 第二部 メッシュワーク
7/22(金) 第一部+第二部 ☆
8/19(金) 第三部 大地と天空
9/16(金) 第三部 ☆
10/14(金) 第四部 物語られた世界
10/28(金) 第四部 ☆
11/18(金) 第五部 線描すること、つくること、書くこと+エピローグ
12/16(金) 日程変更 → 12/2(金) 第五部+エピローグ ☆
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[テキスト]
『生きていること 動く、知る、記述する』
ティム・インゴルド 著 柴田崇 ほか 訳 左右社 刊 4,950円(税込) ご配送の場合、送料520円別途
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[ご寄付のお願い]
寺子屋スータでは、人類学をもっと学びたいと思う若い世代を応援して下さる方の寄付を募集いたします。金額の多寡は問題ではありません。ご寄付に対する返礼は特にありませんが、意欲ある次世代を支えることでお返しする「贈与経済」の考えを学び実践するきっかけとなれば、と考えます。いただいたご寄付は全て、学生の受講料割引に適用されます。寺子屋スータの活動にご賛同いただける方は、「次の世代」のためにご援助をよろしくお願い申し上げます。
■詳細
・1口 1,000円から、何口でもご寄付可能です。お申込みの際、⑥に金額をご記入ください。
・受講はせず「ご寄付だけ」のご支援も大歓迎です。スロウな本屋までお知らせください。
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[お申込み方法]
<<< 追記 >>>
4/18(月)現在、「学生枠」へのご応募を、引き続き募集しています。学生以外の受講希望者の方は、キャンセル待ちとなります。あらかじめご了承ください。
4/22(金) すべての募集を締め切りました。
スロウな本屋まで、メールにてお申込みください。
1)件名「寺子屋スータ」、本文に ①お名前 / ②ご住所 / ③お電話番号 / ④書籍のお受取方法(ご来店/ご配送) / ⑤なぜ受講しようと思ったのかひと言(50字程度) / ⑥寄付額(可能な方のみ) をご明記の上、info★slowbooks.jp(★を@に変えてください)宛に送信してください。
2)当店からの返信をもって、ご予約確定となります(返信メールが迷惑メールフォルダーに入ってしまうケースが頻発しておりますので、必ずご確認ください)。メールに記載の口座宛に参加費をご送金ください(店頭でのお支払い可)。ご入金確認後、イベント当日のURLをメールでお知らせします。
3)キャンセルの場合、参加費の返金はありません。なんらかの事情でイベント開催ができなかった場合、ご返金いたします。
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[講師プロフィール]
松村圭一郎(まつむら・けいいちろう)
1975年熊本生まれ。岡山大学大学院社会文化科学研究科/岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、貧困や開発援助、海外出稼ぎなどについて研究。著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『文化人類学 ブックガイドシリーズ基本の30冊』(人文書院)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社/第72回毎日出版文化賞特別賞受賞)、『文化人類学の思考法』(共編 世界思想社)、『これからの大学』(春秋社)、『はみだしの人類学』(NHK出版)、『働くことの人類学』(共編 黒鳥社)、『くらしのアナキズム』(ミシマ社)など。