2025年11月29日(土)
『海をこえて』刊行記念 松村圭一郎さんトークイベント
< 準 備 中 >
人の移動を、ひとりの人生として、世界のあり方として、どう語るか? 文化人類学者 松村圭一郎さん最新刊『海をこえて』(講談社)刊行を記念して、松村圭一郎さんトークイベントを開催します。
エチオピアの村で生まれ育ち、海外へ出稼ぎに行く女性たち。長年、村に通う松村さんは、その話に耳を傾け、歩みを追いかけてきました。彼女たちの実感やリアリティと、海をこえて移動する人びとを国家の視線でとらえる言説と……。その隔たりをどう問い直し、語るか。考えながら綴るエッセイです。
当日は、『海をこえて』の編集を担当された堀沢加奈さんを交えて、本書に込めた想いや制作裏話などについて、お二人から伺います。どうぞご期待ください。
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日 時:2025年11月29日(土)15:00 – 17:00
会 場:スロウな本屋(岡山市北区南方2-9-7)
参加費:1,000円 + 書籍代1,980円
定 員:20名
『海をこえて』松村圭一郎 講談社 1,980円税込
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<お申込み方法>
準 備 中
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<講師プロフィール>
松村圭一郎(まつむら・けいいちろう)
1975年熊本生まれ。岡山大学大学院社会文化科学研究科/岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、貧困や開発援助、海外出稼ぎなどについて研究。著書に『文化人類学 ブックガイドシリーズ基本の30冊』(人文書院)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社/第72回毎日出版文化賞特別賞受賞)、『文化人類学の思考法』(共編 世界思想社)、『これからの大学』(春秋社)、『はみだしの人類学』(NHK出版)、『働くことの人類学』(共編 黒鳥社)、『くらしのアナキズム』(ミシマ社)、『小さき者たちの』(ミシマ社)、『旋回する人類学』(講談社)、『コモンの自治論』(共著 集英社)、『所有と分配の人類学』(筑摩書房)、『人類学者のレンズ』(西日本新聞社)、『海をこえて』(講談社)など。