スロウな本屋

オンラインショップ

instagram

twitter

nagashima

2025年01月26日(日)

いま『小島の春』を読むということ 松岡弘之さんお話会

戦前、療養所長島愛生園に勤め、ハンセン病患者の治療に生涯を捧げ結核に逝った医師 小川正子。2024年末に復刊された『小島の春』(河出書房新社)は、彼女が遺した記録文学です。本書に解説を寄せられた松岡弘之さんをお招きして、お話を伺います。

『小島の春』は1938年に長島愛生園の女性医師・小川正子によって書かれた本です。当時大きな影響を与えましたが、ハンセン病患者らへの人権侵害の事実が広く知られるなかで、隔離を訴えた著者の評価もさまがわりしています。では、なぜ、いま、小川正子なのでしょうか。本や著者の周辺をたどってみると、一筋縄ではいかない難しさを感じています。そのことをややこしいままお届けして、みなさんと考えることができたらと思っています。

<松岡弘之さんより>

– – – – – – – –
日 時:2025年1月26日(日)15:00 – 17:00(お話90分 + 小さなワークショップ30分)
会 場:スロウな本屋(岡山市北区南方2-9-7)
参加費:1,000円 + 書籍代2,860円
定 員:20名

– – – – – – – –

 

9784309039299_600

『小島の春』 小川正子 河出書房新社  2,860円(税込)

– – – – – – – –
<お申込み方法>
●書籍の事前配送を希望される場合
1)右のリンク先★より、お支払いのお手続きをお願いします。 → 
2)ご入金確認後、書籍を発送いたします。

●店頭で書籍をお受取りの場合(事前/イベント当日とも)
1)スロウな本屋まで、メールにてお申込みください。
件名「小島の春」、本文に ①お名前 / ②ご住所 / ③お電話番号  をご明記の上、info★slowbooks.jp(★を@に変えてください)宛に送信してください。
2)当店からの返信をもって、ご予約確定となります。返信メールが迷惑メールフォルダーに入ってしまうケースが頻発しておりますので、必ずご確認ください。

– – – – – – – –
<講師プロフィール>
松岡弘之(まつおか ひろゆき)
1976年、福山市生まれ。1999年、岡山大学文学部卒業。自治体史編さん事業等にあたったのち、2020年より岡山大学文学部教員。著書に『ハンセン病療養所と自治の歴史』(みすず書房、2020年)。岡山史料ネット事務局長、認証アーキビスト。 https://researchmap.jp/hiroyuki-m

pagetop
×