「観光地」を通して日本の近代の歩んできた足跡をたどる傑作ノンフィクション・エッセイ『観光地ぶらり』(太田出版)。刊行を記念して、著者 橋本倫史さんをお招きしてトークイベントを開催します。

「観光地とは土地の演技である」――そう書き綴っていたのは、2017年に亡くなった倉敷出身の演出家・危口統之さんでした。その言葉に触れてからというもの、「観光地」に対する見方が少しずつ変わっていきました。これまではずっと、観光客の立場から、観光地をまなざしてきました。でも、危口さんの言葉に出会って、観光地に暮らす人の視点というものを意識するようになったのです。

『観光地ぶらり』は、北海道から沖縄まで、全国各地の「観光地」をめぐり、その土地に暮らす人たちや、観光客をもてなしてきた人たちに話を聞いて書き綴ったルポルタージュです。観光地から見えてきたのは、どんな風景だったのか。本を書き終えた今、感じていることを、皆さんとお話しできたらと思っています。
＜橋本倫史さんより＞

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日　時：5月18日（土）14:00-16:00
場　所：スロウな本屋　／　岡山市北区南方2-9-7
定　員：20名
参加費：1,000円 ＋ 書籍代2,750円

『観光地ぶらり』 橋本倫史　太田出版　2,750円(税込)

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＜お申込み方法＞
スロウな本屋まで、メールにてお申込みください。

１）件名「観光地から考える」、本文に　①お名前　／　②ご住所　／　③お電話番号　／　をご明記の上、info★slowbooks.jp（★を@に変えてください）宛に送信してください。
２）当店からの返信をもって、ご予約確定となります。返信メールが迷惑メールフォルダーに入ってしまうケースが頻発しておりますので、必ずご確認ください。
３）参加費は、イベント当日申し受けます。
４）キャンセルポリシーについて、ご確認ください。　→　☆

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＜ご参加にあたってのお願い＞
・当日は店内が混雑することが予想されるため、店内ではマスク着用 にご協力ください。
・お車でご来店の方は、近隣のコインパーキングをご利用ください（複数あります）。当日、お電話に出られないこともありますので、パーキングの場所は事前にご確認をお願いします。

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＜プロフィール＞
橋本倫史（はしもと・ともふみ）
1982年広島県東広島市生まれ。物書き。著書に、全国各地に点在するドライブインを訪ね歩いた『ドライブイン探訪』（ちくま文庫）や、半世紀ぶりの建て替え工事を迎えた那覇の牧志公設市場界隈を取材した『市場界隈』『そして市場は続く』（いずれも本の雑誌社）、『東京の古本屋』（本の雑誌社）、『水納島再訪』（講談社）がある。