2018年05月01日(火)
5月のふくてんちょー
小学生ふくてんちょーが選んだ岩波少年文庫を1冊を紹介&宣伝する「今月のふくてんちょー」。5月は岡山の小学2年生、加賀晴子さんが担当です。オススメの一冊は『グレイ・ラビットのおはなし』。
森の一軒家。働きもののグレイ・ラビットは、うぬぼれやの野うさぎヘアと、いばりやのリス・スキレルといっしょになかよく暮らしています。牛乳屋のハリネズミ一家、物知りのフクロウ、恐ろしいキツネやイタチなど、森の仲間たちが活躍する有名なシリーズから4話を収録。森の生きものたちが繰り広げる冒険を描いた、幼年文学の傑作です。
どうしてこの本を選んだのか、聞いてみると、「題名が ”お は な し” と、ひらがなで書いてあったから、読んでみたいなあと思った」んだそう。きっかけって思わぬところにあるものですね。
ハルコふくてんちょー、すごいものを作ってきてくれました。それは、森の一軒家! 見事です。
室内には、何やらたくさんぶら下がっていて・・・! これ、本書に登場する生きものたちを描いた、しおりなんですって。
『グレイ・ラビットのおはなし』をお買い求めいただくと、くじびきをひくことができます。くじも、もちろんハルコふくてんちょー手作り! くじに書かれた番号のしおりをプレゼントいたします。
ハルコふくてんちょー、実は元ふくてんちょー・カンタ君(2016年11月担当)のいもうとです。2年前、まだ小学校に入る前からずっと、ふくてんちょーをやってみたかったのです。カンタ元ふくてんちょーの姿に「おもしろそうだなぁと思ったから」。でも、岩波少年文庫を読むことは、当時のハルコさんにはまだむずかしかった・・・。それでも憧れ続け、1年生になった頃から少しずつ挑戦してくれていたそうです。「読めた本があったら、その都度報告に来るんですよ」とはご家族の弁。そんながんばりやさんのハルコふくてんちょーの挑戦、どうぞご期待ください。
ハルコふくてんちょー。後ろからのぞいているのは、カンタ元ふくてんちょー。