戦後すぐに高い志をもって子どもたちに向けて創刊、今なお刊行され続ける岩波少年文庫の中から、小学生が自ら選んだ一冊を紹介するスロウな本屋の「今月のふくてんちょー」。第2期のはじまり、2018年3月は、タケイ ミナト君（小2）が担当いたします。

選んでくれたのは『ミス・ビアンカ　ダイヤの館の冒険』。気品あふれるねずみ ミス・ビアンカの、息もつかせぬ冒険物語です。

ミナトふくてんちょーが、はじめてスロウな本屋にやってきたのは、2017年夏のこと。その日、ふくてんちょー（当時）の展示を見たミナト君、後日「ふくてんちょーをやりたい！」とご家族を通じて立候補してくれました。半年間のふくてんちょー休業期間をずっと待ち続けてくれ、満を持しての登場です。

自作のポスターは、よく見ると切り絵！

こんなお茶目なところも。

偶然にも、初代ふくてんちょーと同じ名前を持つミナト新ふくてんちょー。「本が好きなひとに読んでもらいたいし、本が苦手なひとにも読んでもらいたい！」この笑顔が、どれだけ面白い本かをすでに物語っていますね。