小学生がお気に入りの岩波少年文庫を１冊を紹介＆宣伝する「今月のふくてんちょー」。４月は京都から応募してくれた、小林樹くん・小学５年生が担当いたします。オススメの一冊は『森は生きている』。

わがままな女王から「マツユキソウを探し出せ」とのお触れが出たのは、12月の終わりの日。多額の賞金がかけられ、強欲な継母は、４月に咲くマツユキソウを探すよう、ままむすめを森に追いやります。凍てつく森の中で、ままむすめは焚火を囲む12人に出逢い・・・！？　ロシアの詩人・マルシャークによる『森は生きている』は、児童演劇としても知られる名作です。

イツキふくてんちょーは、保育園に通っていた頃、保育士さんに読んでもらった『森は生きている』が大好きだったと言います。今でもその挿入歌を口ずさむほど記憶に残る物語を、10歳になって、自力で岩波少年文庫を読んでみたところ、「ふしぎな、すてきなせかいが、ひろがっていた！」

イツキふくてんちょー、実は昨年まで２度ふくてんちょーを務めてくれたコータロー元ふくてんちょーとお友達。コータローくんの活躍ぶりを知り、自分もやってみたいと立候補してくれたのは昨夏のこと。春休みに入ったばかりのある日、元ふくてんちょーと一緒に「出勤」してくれました。着任前だというのに・・・！

ポスターには、このところ気に入っているという「○○の中に言葉を入れて・・・」が随所に散りばめられていて、ちょっとしたクイズ形式です。これ、本を読まないとわからない仕組みってこと！？　すばらしいアイデア！

「本当はマツユキソウを一緒に飾りたかったんだけど、苗が見つからなくて・・・」とイツキふくてんちょー。さあ、４月のうちにマツユキソウは、そして、クイズの答えは見つかるでしょうか？　イツキふくてんちょーの活躍に、ご期待ください！

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4月30日（祝・月）

イツキふくてんちょー出勤！ 任期最終日に「手売り」に挑戦。コータロー元ふくてんちょーも応援にかけつけてくれました。

　タスキ制作中。

　タスキ着用の図。

　手売り中。がんばった！