岩波少年文庫の中から、自分で選んだお気に入りの１冊を紹介する、「今月のふくてんちょー」。６月は、小学４年生・山本はなさんが担当いたします。オススメの一冊は『フランダースの犬』。

幼い少年ネロと、老犬パトラッシュ。貧しくとも誠実に生きるネロは、大聖堂の名画にこころをかきたてられます。つらい日々を送る中で育まれる、ネロとパトラッシュの深い友情を描く名作。

ハナふくてんちょーが制作したポスター。よく見ると、大聖堂のステンドグラス部分が、セロファン紙で作られています。

この本を選んだ理由は? 「最後が感動的な物語がいいなあと思って、探してたらこの本を見つけて、ピンときて。読んでみたら、やっぱりすごく感動的だったから!」なんとも頼もしい答えが返ってきました。聞けば、ご家族揃って大の読書好きで、家族の誰かが買ってきた本をみんなで読んでいるのだとか。「好きなのは、知念実希人(ちねん みきと)の医療小説。あと、歴史も好きです。特に安土桃山時代とか、戦国武将とか」ポンポンと元気に答えてくれるハナふくてんちょー。好きなものは、他にもたくさんありそうです。

4月のふくてんちょー・コウヘイくんとは、週に2回は一緒に遊ぶなかよし。元ふくてんちょーから「今月のふくてんちょー」の話を聞いて、自分もやりたい！と立候補してくれました。なかなかやり手の新ふくてんちょー・ハナさんの活躍に、ご期待ください。

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6月2日

ハナふくてんちょー、初「しゅっきん」。『フランダースの犬』専用ブックカバーを制作しました。

店主から折り方特訓を受け、果敢にチャレンジ。最初はぎこちなかったものの、飲み込みはやい。折り上げた後は、色鉛筆で１枚ずつ異なる彩色を施し、オリジナルブックカバー完成! お買い上げの方に進呈、お好きな色を選んでくださいね。

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6月8日

ハナふくてんちょー、「しゅっきん」！メジャーで店内を計測しはじめました。何がはじまるんだ…!?

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6月9日

ハナふくてんちょー、昨日に引き続き「しゅっきん」！何やらすごいものを持ち込んで…!?

ペタペタ貼り付けています。

入口の段差部分にも、ペタペタ。

なんと、ネロとパトラッシュの足跡！入口から、ふくてんちょーコーナーまで続いています。パトラッシュと仲良く歩いている様子が、ビンビン伝わってきます。ネロの歩幅の小ささに、切なさがつのります。

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